暮らしと日々の幸せと。

何気ない幸せを大切に,家族と,お財布と,環境と,そして自分にもやさしい暮らしをしていきたいです。現実は理想通りではないけれど,何ができるか精一杯考えていきたいと思います。

試行錯誤の記録。朝の準備,どうしたら子どもは自分でできるようになるの?

保育園に子どもを通わせている身として,

日々日々頭を悩ませているのが,

子どもの朝の準備です。

 

自分で時間配分や段取りを考えて行動できるようになって欲しいので,

朝の準備もできるだけ自分でさせたい。

と思っています。

だから,だんだん大きくなってくると準備に手を出しません。

 

でも子どもには子どものペースがあって,のーんびり。

結果,

「早くしなさい!」

「次は何するの⁈」

「まだやってないの‼︎」

となります。

 

これでは意味がないと思い,試行錯誤しました。

 

◆ その1 お父さんと競争

どっちが早く着替えるか,競争するとがんばります。

ただ,いつも競争できるわけではないので,しない時はいつも通り,のーんびり。

逆に,競争したいから待ってる,と言い出す時も…。

 

◆ その2 通信教育教材として届いた時計の活用

5分までのタイマーがついているので,自分でセットさせて,

その時間内に終わらせるように声かけをしました。

 

最初はやる気を出していましたが,

残念ながら3日ともたず…すぐに興味を失ってしまいました。

 

◆ その3 朝の準備リストを用意

ひらがなを読めるようになった頃から,

準備リストを用意して目の高さに貼っておきました。

次することをリストで確かめるように促して準備を進めます。

 

朝何をしないといけないのかを自分で確かめるようになり,

リストを見なくてもだんだん覚えてきました。

 

ちなみに下の子は上の子と同じように準備を進めるので (手伝いますが),

字が読めない頃から次は何をするかを覚えていました。

 

◆ その4 終わった準備に印をつける

更に,朝の準備リストに日付を追加して,

準備が終わったら今日の日付の所に◯を付けることにしました。

 

◯がつくのが嬉しくて少しだけやる気がupするようでしたが,

やはり時間が経つと◯つけ自体が準備の一部になってしまい,

忘れてしまっていました。

 

また,肝心の準備を早める効果は小さいので,

結局「次は?」と促すことが多かったです。

 

◆ その5 ご褒美と罰則

子どもの準備をしていると親の準備が後回しになってしまうので,

その間,子どもはテレビを観ています。

 

そこで,

準備中に「早く!」と言われなければテレビが観られるよ,

というルールを設けてみました。

逆に,言われた日はテレビなしね,ということになります。

 

親のペースを基準にするとすぐに「早く!」と言ってしまうので,

親もちょっと我慢が必要になってきます。

 

また,姉妹兄弟がいると,一人ができないと皆んな観られず,

連帯責任のようになってしまうのが難点です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

と,色々試しましたが,

劇的な効果があった方法にはめぐりあえず。

 

その間に子どもは成長し,

少しずつ,できるようになっていきます。

 

親にできることは,

ゆっくりだけど,その子のペースで成長していくのを

待つことくらいなのかもしれません。

 

子育てって難しいです。